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二重まぶたの作り方

埋没法マイクロカット法部分切開法目頭切開法上眼瞼切開法眼瞼下垂法
 
埋没法
細い糸で固定し、二重をつくる最もスタンダードな治療です。埋没法は多くの美容クリニックでおこなわれており、比較的容易な治療法です。しかし、すべての方に埋没法が適しているわけではありません。まぶたの状態や希望する幅などによって適応(向き、不向き)があるのです。
 
埋没法の向くタイプ・向かないタイプ
埋没法が向くタイプ、向かないタイプ
 
 
手術について

麻酔について

二重まぶたの手術はすべて局所麻酔で行います。理由は手術中に幅やラインを確認するために重要で、寝ている状態での確認は不十分なのです。しかし、麻酔の痛みに対する不安は大きいと思います。そこで当院では麻酔薬を調節し、使用する注射針なども最も細く、痛みの少ない製品を使用しています。
   

手術方法

手術の前に二重の幅やライン及び形状について実際のイメージを作ります。希望する形状にあわせてマーキングします。十分な時間をかけ納得のいくまで行います。
まぶたに麻酔をして手術を始めます。希望する二重のラインにあわせて片側4箇所(1箇所当たり1ミリ程度)の切開をします。糸を使用し、埋没法を行います。当院は基本的に4点で固定する方法です(結膜側に糸の露出はありません)。幅や左右差を確認し問題なければ終了です。
  埋没法の治療法
 

手術時間

20 - 30分程度
 
術後の経過について
治療後の傷及び経過について
当日 手術直後に著しい腫れは伴いません。しかし、内出血と腫れを最小限にするために術後は30 - 40分程度休んでいただきます。手術後4 - 5時間後に軽い鈍痛が出る可能性はありますが、処方されたお薬を服用していただければ落ち着きます。
 
1日後   個人差もありますが、基本的に著しい腫れは生じません。また、痛みも伴うことはありません。“治療後のケア”を参照して、消毒などを行います。治療後にお渡しする“治療後のケア”に術後の効率の良い冷やし方などがあります。参考になさって下さい。
     
3日後   もともと二重まぶたで幅を広げた方であれば、違和感を感じることはありませんが、もともと一重で二重まぶたにした方は若干ですが違和感を感じる場合があります。通常、4 - 5日程度で消失します。
     
5日後   ほとんど腫れもなく自然な状態です。
     
1ヵ月後   基本的には仕上がりの状態です。二重のライン上に薄ピンク色の紅班が見られますが、時間の経過で改善します。
     
3 - 6ヶ月   完全な仕上がりです。
     
 
腫れ
  不自然な腫れに関しては通常、2 - 3日程度です。
痛み
  術後から痛みはありません。二重まぶたにするため、若干ですが違和感を生じます。通常4 - 5日程度で消失します。
   
傷について
  一時的な傷の赤みはありますが、傷はほとんど残りません。

日常生活での問題点について
食事について
  特に制限はありません。
サプリメント
  ビタミン剤に関しては一部服用を制限させていただく場合がございます。
   
洗顔・メイク
  翌日から洗顔、メイクが可能。マスカラについては1週間後から可能。
   
シャワー・入浴
  シャワーは翌日から可能。入浴は2 - 3日後から可能。
   
飲酒・タバコ
  治療後3 - 4日は控えて下さい。
   
スポーツ
  激しい運動に関しては1週間は禁止。
   
コンタクトレンズの使用
  基本的にはワンデータイプのものは翌日から使用可能。状態によって違いますが、コンタクトを挿入しゴロゴロ感があった場合の使用は避けていただきます。
   
アフターケアについて
術後の通院について
  1 - 2週間後 経過を診るために診察させていただきます。
保障について
  ラインの消失に関して1年間は無料です。しかし、ご自身の希望でのライン変更は有料となります。
 
メリット&デメリット
メリット
  ・糸で固定する埋没法ですので、著しい腫れも少なく、ダウンタイムが短い。
・傷はほとんど残らない。
   
デメリット
  ・皮膚そのものに厚みのある人には向かない。
・すべての方に適しているわけではなく、ラインの消失の可能性がある。
 
埋没法における問題点

【ラインの消失】
埋没法はあくまで糸を使ってまぶたの皮膚内で組織の癒着を作ってしまう治療です。あくまで糸での固定ですので、ラインの消失の可能性があるということを理解しておく必要があります。しかし、取れやすい方や、埋没法に向かない方には治療をお勧めすることはありません。

【左右差の問題】
二重の手術は両眼の手術を同時に行うことをお勧めします。理由は同じ部位で同じように切開しても100%まぶたの状態は同じではありません。日によっては浮腫みの状態も違ったりしてきます。そのため、基本的には両側を行う必要がある例に関しては同日の手術をお勧めしています。

【眼瞼下垂】
美しい二重まぶたになるはずの手術なのに“眠そうなまぶたになった”、“目が開きにくくなった”、“目が疲れやすくなった”こういった症状が出現している状態は、残念ながら眼瞼下垂を引き起こしていると考えられます。その場合、時間をかけて様子をみても全くの無駄で早めの治療を行わない限り改善することはありません。挙筋法という方法でもっとも多いのがこのトラブルです。

【著しい腫れ】
埋没法は決して著しい腫れを引き起こすことはありません。著しい腫れを引き起こすというのはやはり何らかの問題の可能性があるとお考え下さい。

 
他の手術との併用について

【目頭切開との併用】
目頭切開との組み合わせによる治療は可能です。その場合、最初にラインを決める埋没法からおこない、その後、目頭切開を行います。注意事項としては、やはり隣接する部位の手術ですので部分切開だけよりも、腫れを生じやすいとお考え下さい。

【鼻の手術との併用】
鼻の手術(鼻を高くする、鼻先を細くする、小鼻の広がりを小さくする)との併用は可能です。ひとつひとつの手術に比べ腫れを生じやすいとお考え下さい

 
埋没法に関する誤った認識

糸が増えれば増えるほどラインは取れない?
糸が増えれば増えるほどライン消失のリスクが少なくなる。確かに考え方によってはそういった考え方が出てくるのも事実です。また、結び方によってラインが取れにくいと表現する場合もあるようですが実際には多くの疑問だけが残ります。埋没法はあくまでまぶたの皮膚の中の組織を糸で癒着させる方法なのですが、まぶたの組織というのは非常に繊細なうえ、非常に軟らかい(軟部組織と呼ばれています。)ため、いくら糸を増やしても、結び方を厳重にしても取れるリスクに変わりはありません。例えば寒天や豆腐に糸を結ぶと考えて下さい。その状態で結んだ糸を引き上げれば寒天のほうが切れてしまいます。まぶたというのは1日に2万回以上ものまばたきを繰り返します。ドライアイの方であれば5万回以上となります。常に糸には負担がかかっている状態なのです。埋没法は術式の問題だけではなく、適応の問題が非常に大きいのです。
また、糸を増やすことで眼瞼下垂を引き起こしたり、糸の結び方で容易に糸を取ることができないなどのトラブルのほうが多く、現実にはスタンダードな治療法が最も安全ということなのです。

糸を取ればもとに戻すことができるプチ整形?
埋没法はプチ整形としての認識が強く、糸を抜けば元に戻ると考えている方は少なくありません。しかし、埋没法は糸で瞼板前組織と眼輪筋を含めた皮膚の部分に癒着を作る方法です。そのため、一旦癒着が引き起こされると糸を取り除いてもラインが消失することはありません。ヒアルロン酸のように時間の経過で吸収されすべて元の状態に戻るということではありませんので、慎重に考える必要があるのです。

 
 
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