部分切開法(小切開法)
希望する二重まぶたのライン上を、数ミリ切開して行う二重まぶたの手術です。埋没法とは違い切開によって作る二重ですので埋没法よりも長持ちし、術後の経過を安心して過ごすことが可能です。お気軽にご相談下さい。
●麻酔について
二重まぶたの手術はすべて局所麻酔で行います。理由は手術中に幅やラインを確認するために重要で、寝ている状態での確認は不十分なのです。しかし、麻酔の痛みに対する不安は大きいと思います。そこで当院では麻酔薬を調節し、使用する注射針なども最も細く、痛みの少ない製品を使用しています。
●手術方法
手術の前に二重の幅やライン及び形状について実際のイメージを作ります。希望する形状にあわせてマーキングします。十分な時間をかけ納得のいくまで行います。
まぶたに麻酔をして手術を始めます。希望する二重のラインにあわせてアプローチし、まぶたの内部を適切に処理します。不必要な眼輪筋や軟部組織を切除し、希望の二重に仕上がるよう糸で固定します。幅や左右差を確認し問題なければ傷を縫合して終了です。
●手術時間
30 - 40分程度
●治療後の傷及び経過について
当日
手術直後に著しい腫れは伴いません。しかし、内出血と腫れを最小限にするために術後は30 - 40分程度休んでいただきます。手術後4 - 5時間後に軽い鈍痛が出る可能性はありますが、処方されたお薬を服用していただければ落ち着きます。
1日後
個人差もありますが、通常は腫れています。しかし、痛みなどを伴うことはありません。"治療後のケア"を参照して、消毒などを行います。傷を最小限にするための内容など記載されていますし、術後の効率の良い冷やし方なども参考になさって下さい。
3日後
個人差もありますが、腫れは徐々に改善してきます。消毒は引き続きおこなっていただきます。
5日後
基本的には抜糸が可能です。外見上、著しく不自然な状態ではありません。
7日後
まぶたの状態によっては抜糸が7日後の場合もあります。
1ヵ月後
基本的には仕上がりの状態です。二重のライン上に薄ピンク色の紅班が見られますが、時間の経過で改善します。
3 - 6ヶ月
完全な仕上がりです。
●腫れ
不自然な腫れに関しては通常、3 - 4日程度です。
●痛み
術後から著しい痛みはありません。鈍痛に関しては1 - 2日で治ります。また、内服で十分コントロールできます。
●傷について
一時的な傷の赤みはありますが、傷も二重のライン上ですので、シワと同化してしまい、目立つことはありません。
●食事について
特に制限はありません。
●サプリメント
ビタミン剤に関しては一部服用を制限させていただく場合がございます。
●洗顔・メイク
翌日から洗顔、メイクが可能。
●シャワー・入浴
シャワーは翌日から可能。入浴は抜糸後から可能。
●飲酒・タバコ
治療後4 - 5日は控えて下さい。
●スポーツ
激しい運動に関しては1週間は禁止。
●術後の通院について
5 - 7日後……検診。抜糸します。
1ヶ月後……経過観察のため診察
3 - 6ヵ月後……経過観察のため診察
●メリット
・糸で固定する埋没法と違い、切開による二重まぶたですので取れにくい。
・全切開に比べ腫れが少ない。
・傷も目立たない
●デメリット
・埋没法よりは腫れる可能性がある。
・厚ぼったいまぶたの人には向かない。
【適応判断ミス】
小切開(部分切開)は文字通り非常に少ない切開で治療します。そのため、技術も必要なのですが、適応が重要です。厚ぼったいまぶたの状態では、組織を多量に取る必要があります。そのため、凹みを抑える必要があり、状態によっては部分切開よりも全切開のほうが自然で美しい仕上がりになる場合もあるのです。
【左右差の問題】
二重の手術は両眼の手術を同時に行うことをお勧めします。理由は同じ部位で同じように切開しても100%まぶたの状態は同じではありません。日によっては浮腫みの状態も違ったりしてきます。そのため、基本的には両側を行う必要がある例に関しては同日の手術をお勧めしています。
【目頭切開との併用】
目頭切開との組み合わせによる治療は可能です。その場合、最初にラインを決める部分切開から行い、その後、目頭切開を行います。注意事項として、隣接する部位の手術ですので部分切開だけよりも腫れを生じやすいとお考え下さい。
【鼻の手術との併用】
鼻の手術(鼻を高くする、鼻先を細くする、小鼻の広がりを小さくする)との併用は可能です。目頭切開と同様にひとつひとつの手術に比べ腫れを生じやすいとお考えください。
|眼瞼下垂法|結膜アプローチの下垂法







